日本聖公会北海道教区 震災支援室

支援品要請リスト 4.7

支援品要請リスト

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 主の平和がありますように
 2012年も、もう4月を迎え、イースターがやってきました。震災より1年と1ヶ月が経過しようとしております。時が経つのは早いものです。春になり、釜石でも生活が変化し始め、新しいニーズが徐々に増えてきております。また、釜石支援センターでも今までの支援の形を見直す時期に来ており、今までお願いしていた支援品が必要なくなる場合もでてくることが予想されます。
 北海道教区震災支援室では、現地の現在の必要を教区内諸教会・信徒の皆さんに発信し、支援品の提供をお願いしてまいりたいと考えています。この度、支援品リストを更新しましたので、今一度周知くださるようお願い申し上げます。被災地の方々のために祈り、ご協力ください。
 依然として突然品物が送られてきたり、支援品として提供できない品質のものが送られてきたりして現地が困惑するケースがあります。特に、食品に関しては、賞味期限の問題もあり、大量に送られますと、せっかくの皆さんのお気持ちを生かすことができなくなってしまいます。皆さんのお気持ちはありがたいのですが、数の調整や時期の調整をしないと、少人数で運営している釜石支援センターの働きが滞ってしまいます。また、支援センターの物品置き場の広さにも限界があり(かなり狭いです)、大量の物品をストックしておくわけにもいきません。これらの事を避けるため、支援品の数や時期の調整を、震災支援室から函館の藤井直姉に依頼しております。なにとぞ、支援品の提供に際しましては、下記の要領にてご協力くださるようにお願いいたします。

主にあって

北海道教区東日本大震災支援室長 司祭 大町信也

<支援品提供の手順>
① 「支援品要請リスト」をご覧になり、その中で提供可能な品目・数量(大まかで結構です)を、下記までお知らせください。(函館まで送る必要はありません。発送する前に連絡を必ずしてください)そこで、品目・数量・発送時期などについて調整を受けてください。 また、小分けにして梱包した方が現地で助かる場合、一括して送った方が都合の良い場合などの、指示がある場合もあります。

・ メールアドレス c-nao@mbe.nifty.com
・ 電話 0138-23-5584(函館聖ヨハネ教会)
・ FAX 0138-23-5656(   同上   )

※ 藤井直姉(函館聖ヨハネ教会)が、支援品の集約・調整を担当くださいます。
※ 品目によっては、数量調整を行わないと現地で困難をきたす場合があります。

② 品目・数量等の調整後、指定された時期に発送を行ってください。尚、発送に際しては、教区より配布されている「支援物資票」を、1箱に2か所「貼付」してください。支援物資票は教区ホームページからダウンロードできます。もしくは各教役者にデータを配布してありますので、そちらからお求め下さるよう、お願いいたします。
  送り先は 026-0031 釜石市鈴子町5-4  0193-55-4524
       「一緒に歩こうプロジェクト 釜石被災者支援センター」

支援品要請リスト(2012.4/7付け)

《支援センターで被災された方に提供するもの》
1、春物衣料  気温の高い日が増え、薄着になりつつあります。支援センターでも冬物から春物に切り替える時期に来ております。春物衣料を送ってくださると幸いです。  ○ 男性用スーツ  礼服が必要な時期は過ぎておりますが、男性用のジャケット・スラックスに関しては、一定のニーズがあります。

※ 衣類に関して、子ども用のもののニーズは決して高くありません。特に肌着等は、大人用のもののニーズが圧倒的に高い状況です。
※ 礼服が必要な時期はほぼ終わっております。申し訳ありませんが、特に子ども用の礼服の送付はストップしてください

  • 2、ジャガイモ・かぼちゃ・玉ねぎ
    • 仮設訪問の際にお持ちしたり、センターを訪ねて来られる方に提供したりしています。かなり喜ばれます。
  • 3、靴、長靴
    • 新品同様の状態であれば求められる方が多くいらっしゃいます。行政の支援品にはなかなかサイズの合うものが無いようです。
  • 4、布地・端切れ
    • 手芸等の趣味のニーズも高まっております。パッチワーク用や洋裁用の布地や端切れなどがよく出ています。
  • 5、洋裁用の針・糸など
    • 毛糸の編み物をする時期は終わり、今度は洋裁等のニーズがあるようです。支援品を募集すると同時に、道具等に関して詳しい方のボランティアも募集しています。
《至急 提供をお願いしたいもの》
1、 こいのぼり 上中島仮設自治会よりの依頼で、こいのぼりを集めています。端午の節句にあわせ、4月末くらいから、ポールを立てるのではなく、上中島仮設前の公園スペースの木を利用して、たくさんのこいのぼりを飾る計画があります。(岩見沢聖十字幼稚園で飾っているような形です)
2、 ミニ耕運機 家庭菜園や園芸の趣味のため、この春からスペースを借りて、農作業をしたいという要望がセンターに届いています。センターでは、貸し出す形で提供できればと考えています。もし心当たりのある方は、センターまで直接ご連絡ください。


4.7

支援室ニュースNo.25

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 2012年もイースターを迎えます。4月に入って年度も替わり、様々なことが新しく動き始めました。釜石もだんだん暖かくなり、そろそろ春の装いです。今回は支援室ニュースと合わせて支援品リストも更新しました。まだまだ様々なもの・ことが不足している釜石です。これからもみなさんの変わりのない支援をよろしくお願い申し上げます。

【社会福祉法人・釜石神愛幼児学園誕生】
 2012年4月1日をもって、釜石神愛幼児学園は宗教法人から社会福祉法人に移行しました。合わせて第1回の理事会、引き続いて釜石神愛教会の信徒総会が、加藤主教を迎えて行われました。これから釜石神愛幼児学園は、老朽化した建物の建替えの準備を進めます。今後園舎の引越し等のお手伝いも募集します。6月くらいの予定になりそうです。支援室ニュース号外にて募集しますので、どうぞよろしくお願いいたします。
【第三次青年ボランティア】
三回目となる青年ボランティアが、3月28日から4月2日の予定で、吉野執事の引率により実施されました。春休み中という事もあり、齋藤晃さん(旭川)・高橋愛さん(小樽)・大町包さん(マーガレット)・小貫隆さん(マーガレット)・小貫創さん(マーガレット)・鳴海理絵さん(釧路)・宮崎光太郎さん(市川聖マリヤ)の8名が参加しました。また、旭川聖マルコ教会の久末隼一さんに引率・運転のお手伝いをいただきました。感謝いたします。
青年たちは、仮設住宅での戸別訪問を中心に、神愛幼児学園にも関わっていただきました。初めて釜石を訪れる青年も多く、まったく初めての経験で、戸惑うことも多かったようですが、若さで乗り切り、交流を深めてきたようです。今後の予定は未定ですが、これからも釜石との関わりを深めていくことができるよう、願っています。また、今回の感想を聖マーガレット教会の小貫創さんと、市川聖マリヤ教会の宮崎光太郎さん(小貫ツマ司祭のお孫さん)からいただいていますので掲載いたします。
釜石支援ボランティアをして                   聖マーガレット教会 小貫創
 ぼくは、この活動に初めて参加しました。行く前まで、瓦礫の撤去などの力仕事をやると思っていて毎日筋トレをやり鍛えていましたが、詳しく仕事の内容を聞いて鍛えなくても別によかったと思いました。実際にやったことは、仮設住宅に住んでいる人たちにくつ下カバーやざぶとんを届けたり、仮設訪問をしたり、保育園の子ども達と遊んだりしました。まず、くつ下カバーやざぶとんをみなさんに届けに行くと、みなさんは笑顔で受け取ってくれて、やっぱり相手が笑顔になってくれると、こっちまで笑顔になって良いものですよ。やっぱり、互いに笑顔になるのは良いもので、くせになりますね。
 次に、仮設住宅に訪問させていただいて、ゆっくり楽しくお話をしました。地震や津波の話はほとんどしないで、お菓子を食べて楽しく話ができて本当によかったです。その時に食べた、アイスやカステラは最高だったです。他の班から津波の話を聞いて、やっぱりこういう話を聞くと、被災された方々が、どのようなお思いで過ごしてきたかが深く伝わってきました。でも、みなさん元気で本当によかったです。やっぱり笑顔。元気が一番ですね。ご老人とお話をすると、心が穏やかになって安らぎました。改めて自分はおばあちゃんっ子だと思いました。
 保育園の子どもたちは、本当最高に可愛くて楽しみました。子ども最高です。今回の活動で印象に残ったことは、一緒に行っていたメンバーも言っていたかもしれませんが、「相手が笑顔になると、自分も笑顔になる。自分が笑顔になると相手も笑顔になる」「こういう大変な時だからこそ、元気や笑顔が大切だと思った」「あと車に乗るとなぜか眠くなることがわかった」「人と人とのコミュニケーションが本当に大切だと思った」
 この震災を忘れる事なく、またこの活動をしたいです。今回は本当によい体験ができてよかったです。
釜石での支援活動に参加して                   市川聖マリヤ教会 宮崎光太郎
 ぼくは千葉県在住の宮崎光太郎デス。先日、ボランティアに行く機会が与えられたので参加しました。震災があってからもう1年もたっているのでどういった状況になっているのかなと思っていきましたが、まだまだ復興するのに時間がかかりそうだなと思いました。ぼくは4日間釜石市でボランティア活動をしました。内容は、支援物資を仮設住宅に住んでいる方々に届けるのですが、「上がって」と家の人に言われたら、家の中に入り話を聞くこともありました。最初の頃は、ノックしたはいいものの、家の方が出てきたらテンパってしまい何も言えず、結局一緒に来ていた人が物資を配ってくれていました。でもだんだん慣れてきて、普通の振る舞いが出来るようになりました。また、家の中に入った時には、津波の生々しい話をしてくれる方や日常的な話をしてくれる方もいて、すごく貴重な時間を過ごすことができました。
 今回の活動を通じて、見知らぬ人が家に来たのに笑顔で接してくれたり家に上げてくれる皆さんの暖かさを感じましたし、同じ時間を過ごして一緒に悲しんだり笑ったりすることで、人と人とのつながりが一番大切なんだな、と感じました。また、異性にモテる方法や、食わず嫌いだった栗をいただいて意外とうまかった事など、意外な収穫も得ることのできた釜石でした。
【李香男司祭・釜石滞在】
4月の滞在教役者が決まっていませんでしたが、今回はミカエル教会の李香男司祭が4月27日から5月1日の予定で釜石に滞在されます。少し短い期間ですが、主日をはさんでのご奉仕となります。旅路の上に、また現地での働きの上に主の導きが豊かにありますよう、お祈りください。
【釜石での働き】         ※ 震災支援室ブログ(海老原さん・向井さん発信)より抜粋
3月22日 まず午前ですが、センターが一花さん・沢田さんのコンビ、戸別訪問が林先生・石田さん・私のメンバー。今日はまだ私も行ったことのない松倉A仮設を訪問してきました。JR釜石線松倉駅の裏の高台にある仮設で、周りが里山のようなところでした。日当たりもよく、住民は「住みやすい」と言っています。一軒ずつ訪問しましたが、すでに我々のことを知っている方も数名おられました。今日も多くの方に喜んでいただけたと感じています。つながりの最初の一歩です。 午後は社協イベントのゲスト参加でした。今日は震災前に室浜地区でお暮しの方々の集まりでした。元にいた地区の関係性を大切に保ちましょうという趣旨の集まりです。我々は仮設で新しいコミュニティーを作る働きをしていますが、以前のコミュニティーを大切に維持していく働きも同じくらい重要なのです。誰もがなんらかのコミュニティーとつながっていることが大切なのです。それが孤立化の防止になります。つまり自殺や孤独死の抑制になるのです。
 3月30日本日は北海道青年キャンプワーク初日。初日のミッションは靴下カバーの配布でした。今日も丁寧に一軒ずつ戸別訪問です。午前は松倉サッカー場仮設、午後は昭和園仮設を訪問しました。松倉サッカー場はセンター常連も多く、座布団プロジェクトも行っている仮設です。暖かく迎えていただきました。3チームに分かれての配布でしたが、みなさんお呼ばれしてよい交流が行われました。 午後は昭和園仮設です。我々があまり関わっていない仮設です。上中島や天神と同じように初期にできた仮設で、高齢者と子供を持つ家庭が多いところです。春休み中とあって子供たちが元気に遊んでいました。ベンチに座ってそれを見守る高齢者の方も。春の陽射しの中でそんなおばあ様とベンチでおしゃべりしました。靴下カバーを差し上げるとお喜びくださいました。お話しが進むとちょっと深刻な話も。でもお会いできたことを喜び合えたと思います。細やかなリレーションが行われたのなら幸いです。 戸別訪問を定期的に行うことによって気になる世帯の見守りができます。サッカー場仮設ではそんな世帯の様子をチェックすることができました。一安心。いただき物でポケットをいっぱいにして戻ってきた青年たち、ご苦労様でした。
【こいのぼり提供のお願い】
震災より1年が経ち、仮設住宅での生活もようやく落ち着いてきました。釜石支援センターがメインで関わっている上中島仮設の自治会よりの依頼で“こいのぼり”を集めています。上中島仮設は高齢者と共に、小さい子どものいる世帯の多い仮設住宅です。その前にある広場スペースに植えてある木を利用して、こいのぼりをたくさん、広場を横切るような形で飾ろう! という計画が持ち上がっています。できればたくさんのこいのぼりを仮設住宅の前になびかせたい、と願っております。今月末には飾る予定です。期間は短いですが、物置等にしまいこんだこいのぼりがありましたら、ぜひご協力くださると幸いです。
【いっしょに歩こう!プロジェクト】
 「いっしょに歩こう!プロジェクト」の活動の様子は、月一度発行予定の「ニュースレター」や、「いっしょに歩こうプロジェクト!」ホームページ LinkIconhttp://nskk.org/walk で、ご覧いただけます。

3.24

支援室ニュースNo.24

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大震災より1年が経過し、支援も新たな段階に入っております。これからも支援室は、支援のための働きを、続けてまいります。どうぞこれからも、みなさまの力をお貸しください。よろしくお願いいたします。

【釜石神愛幼児学園・卒園式】
3月17日(土) 釜石神愛幼児学園で卒園式が行われました。保護者の方の出し物あり、虎舞(とらまい)ありと、にぎやかな卒園式になりました。ゆり組さんたち、卒園おめでとうございます。考えてみれば、昨年4月の飯野先生の釜石入り以降、釜石でいちばん多くの関わりを持ってきた皆さんかもしれません。 本当にありがとう。そしておめでとう。また、神愛幼児学園では、下澤依子(帯広聖公会)さんが、宗教法人から社会福祉法人への移行、園舎の建て替えと仮移転の準備など、多忙を極める高橋仁美園長を、お手伝いくださっています。
【第三次青年ボランティア】
三回目となる青年ボランティアが、3月28日から4月2日の予定で、吉野執事の引率により実施されます。春休み中という事もあり、8名の青年たちが参加予定です。良い働きができるようお祈りください。
【釜石での働き】  ※ 震災支援室ブログ(海老原さん・向井さん発信)より抜粋
 3月15日  本日のメインワークは写真洗浄。平行してセンター業務。最近写真洗浄をしているとセンター来訪者が少ない傾向があります。今日もそんな感じでした。写真洗浄を行っていると物理的に来訪者に迷惑をかけることはわかっています。本来来訪者がお座りになるスペースを占領しているのですから。また入りにくい雰囲気があるのかもしれません。でも写真洗浄も我々の大事なミッションでもあります。どう両立させていくかは今後の課題です。
3月16日 センターは高橋(顕)先生・私・午後から下澤さんが担当しました。私はセンター業務でしたが、二階で報告書の作成などです。思えば最近ちゃんとセンター業務をしていません。つまりきちんと被災者の方と向かい合っていなかったのです。でも今日は久しぶりにはじめて来た方とゆっくりお話しをしました。疲れがあったり、調子の悪い日は被災者の方と深く関わることを自粛します。いい対応ができないからです。来ているボランティアさんか牧師さんにお任せした方がいいのです。そんな日が続いていました。今日会った某支援団体の敬愛するUさんが、「被災地で働き続けて疲れない人はいない」と言いました。単純で当たり前の言葉ですが、その言葉にはっとしました。それをごまかし続ける愚かさ思ったのです。最近ちょっと疲れてきました。でもまだ余力が残っています。大丈夫ですよ。心配なく。
【北海道教区 震災支援中間報告】
震災から一年を経過しましたが、日本聖公会「いっしょに歩こうプロジェクト」の働きは、更に一年続きます。北海道教区の働きも、同じくあと一年間継続されます。皆様には、今後とも粘り強い祈りとご協力をいただきたく、北海道教区震災支援室では「中間報告」と「ボランティアハンドブック」を編集中です。
【いっしょに歩こう!プロジェクト】
 「いっしょに歩こう!プロジェクト」の活動の様子は、月一度発行予定の「ニュースレター」や、「いっしょに歩こうプロジェクト!」ホームページ LinkIconhttp://nskk.org/walk で、ご覧いただけます。


3.10

支援室ニュースNo.23

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【3月11日を迎えて】
 大震災より1年の日を迎えます。私達は、この日を、痛みと悲しみの内に覚える方々を覚え、主日を過ごしたいと思います。
当日、植松主教は、日本聖公会首座主教として東北教区の加藤主教と共に、福島県新地町の磯山聖ヨハネ教会での聖餐式において奉仕されます。1周年記念礼拝の会場として選ばれている磯山聖ヨハネ教会は、3人の信徒が津波の犠牲となられ、礼拝堂も大きなダメージを受け倒壊の危険の中にあり、教会前庭にテントを張っての礼拝となります。また、午後2時20分からは、仙台基督教会・主教座聖堂(ビンステッド記念ホール)に会場を移し加藤主教の司式により、(午後2時46分の黙祷を中心に)、祈りの時が持たれます。
また、釜石神愛教会では、東北教区よりこの日のために派遣された李贊煕(イ・チャンヒ)司祭と、釜石滞在中の広谷和文司祭(聖公会神学院校長)の司式と、現在釜石で春季実習中の永谷亮聖職候補生の奉仕により記念の聖餐式が捧げられます。
日本聖公会は、震災1年にあたるこの日、各教会において「東日本大震災1周年記念特祷」を捧げると共に、
主教会メッセージの朗読を聴き、主日礼拝の中でこの日を記念いたします。また、午後2時46分(地震発生時刻)に1分間の黙祷を捧げる事が求められています。
また、被災者と支援の働きを覚え、下記の祈りを、引き続き日々の生活の中でお捧げ下さるようお願い致します。

東日本大震災の祈り(東日本大震災のための祈り)
 苦しみ悩みのうちにある人々を常に支えてくださる主よ、東日本大震災のすべての逝去者と被災者を覚えて祈ります。
 大震災によって世を去ったすべての人(ことに   )が、慈しみ深い主のみ腕に抱かれ、憩うことができますように。
 また、地震と津波、放射能汚染により、愛する人を失い悲しみと孤独のうちにある人々、離散させられた人々、今もなお弱い立場におかれている多くの人びと(ことに   )を、その傍らに立ってお支えください。
 そして震災復興のためのすべての働きが、痛みの多いこの地上に希望をもたらすものとなりますように。
 慰めの主よ、わたしたちがこれらのことを覚え続け、困難を負って生きる人々と共に、主のみ跡に従って歩むことができますように、この祈りを主イエス・キリストのみ名によってお願いいたします。  アーメン

【リベリナ教区で洪水被害】
 北海道教区と親しい交わりの中にありますオーストラリア聖公会リベリナ教区が、洪水被害に見舞われています。現地の熊坂司祭様よりいたただいた情報をもとに現在の状況を、お知らせいたします。
 『現地では、1週間にわたり降り続いた雨の為に、河川、灌漑用水路等が広範囲に渡って氾濫し、11の町に避難勧告が出され、グリフィスに避難所が開設されています。また、主要道路が冠水のため閉鎖されて互いの行き来が妨げられています。リベリナ教区に属する多くの教会も被災し、聖ジョージ教会(イェンダ)、聖ペテロ教会(ロック、一昨年に続いて2度目)聖エイダン教会(ロックハート)、聖フィリップ教会(ユラナ)、聖カスバート教会(ユーロンクインティ)の5教会が、床上浸水しました。リベリナ教区内の3つの「アングリケア」(聖公会の災害復興支援チーム)が、支援活動あたる中「アングリケア シドニー」にも派遣が要請されています。現在も、ナランデラでマリンビッジー川の水位が急速に上がり、危険な状態になっています。又、グリフィスですが、水が川から逆流する可能性があり、予断を許せない状況です。』
リベリナ教区からは、東日本大震災に対して、昨年は、募金の他、釜石へボランティアとして 派遣いただくと共に、クリスマスには釜石の子供たちに手編みの帽子・マフラー2000組をお送りいただく等、温かい支援をいただきました。私達も、同教区の被災信徒と教会、そしてすべての被災者とその中で奉仕されているアングリケアの働きに思いを寄せ、祈りましょう。
【越山さんご一家をお迎えして】
 2月27日~3月8日の10日間、北海道教区と縁の深い、越山泉姉(郡山聖ペテロ聖パウロ教会信徒・越山健蔵司祭のお連れ合い)と、越山香奈子さん(若松諸聖徒教会信徒・越山哲也司祭のお連れ合い)と、お子さんの碧(あおい)ちゃん3歳のご家族を、札幌にお招きしました。ご家族は、放射線量の高い地域の中にあって一年間、被災者と共に、また支援の働きの方々を教会に迎え、緊張の続く日々を過して来られましたので、リフレッシュいただこうとの願いから企画されました。
 今回の招待プログラムは、越山健蔵司祭(札幌キリスト教会出身)と泉さん(深川聖三一教会・聖マーガレット館出身)お二人の友人の有志(世話人代表:塩谷常吉司祭)のご努力により実現しました。碧ちゃんは、ミカエル幼稚園のプログラムに参加させていただくなど、普段必ず身に着けている放射線から身を守るためのマスクを外して、思いっきり遊ぶ事ができました。春以降にも再度、お迎えしたいとの事。
【第三次青年ボランティア 募集終了】
 2月15日発行の号外でお知らせした「第三次釜石青年ボランティア」ですが、現時点でお話をいただいている方を除き、募集を終了いたします。震災支援室では今後も、多くの方に釜石にボランティアに行っていただくため、なるべく早く4月以降のツアーや、青年ボランティア募集をしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
【十三浜わかめ収穫ボランティア】
 現在、いっしょに歩こう!プロジェクト・仙台圏ベースでは支援活動の一環として、宮城県石巻市にある大指漁港でのわかめの収穫ボランティアを募集しています。2月27日より始まっており、第1回の行程には、旭川聖マルコ教会の青年・齋藤晃さんが参加されました。4月26日の行程終了まで、参加募集を随時行っています。各行程1~2名の募集です。現時点で、まだ空きのある行程がございます。作業としては、収穫したわかめを、製品にするための工程をお手伝いするというものです。詳しくは北海道教区震災支援室までお問い合わせください。また、釜石でのボランティア活動に準じた交通費の援助もございます。やりがいのある仕事です。日程と募集人数は、いっしょに歩こう!プロジェクトのホームページに掲載されています。どうぞよろしくお願いします。
【毛糸について・緊急】
 先日の支援室ニュースでお知らせしました、毛糸の支援のお願いについてですが、しばらくストップしてください。釜石支援センターのバックヤードに収納する限界が来ています。この先、またお願いすることになりますので、現時点での送付はストップしてくださるようお願いいたします。
【北海道教区 震災支援中間報告】
 震災から一年を経過しましたが、日本聖公会「いっしょに歩こうプロジェクト」の働きは、更に一年続きます。北海道教区の働きも、同じくあと一年間継続されます。皆様には、今後とも粘り強い祈りとご協力をいただきたく、北海道教区震災支援室では「中間報告」と「ボランティアハンドブック」を編集中です。4月1日(日)には、皆さんの手に届くよう作業を進めています。
【いっしょに歩こう!プロジェクト】
 「いっしょに歩こう!プロジェクト」の活動の様子は、月一度発行予定の「ニュースレター」や、「いっしょに歩こうプロジェクト!」ホームページ LinkIconhttp://nskk.org/walk で、ご覧いただけます。

2.25

支援室ニュースNo.22

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もうすぐ3月。あの震災より1年が経とうとしています。もう1年なのかまだ1年なのか、それでもわたしたちはいっしょに歩き続けようと願っています。これからもみなさんの温かい支援をお寄せください。

【第2次釜石青年ボランティア】
 2月6日(月)~11日(土)の日程で、第2次釜石青年ボランティアが派遣されました。今回参加したのは、齋藤晃さん(旭川)・高橋愛さん(小樽)・大町包さん(マーガレット)・鈴木照洋さん(札キ)の4名。吉野執事の引率のもと、今回は、往きは仙台経由で東北入りし、いっしょに歩こうプロジェクトの仙台オフィスを訪問。中村淳司祭・岸本望司祭の案内で、石巻の大指漁港を訪ねました。陸前高田より南の被災地を訪れたことのなかった彼らは、様々な困難な状況に触れ、様々なことを考えたようです。釜石に到着後は、仮設住宅前の通路の氷割りや、仮設住宅の訪問、談話室での足湯サロンなどを行い、神愛幼児学園で子どもたちと触れ合い、多くのことを経験してきました。3月末には第3次の青年ボランティアも企画されています。どうぞ、これからも青年たちの活動を応援してください。今回の参加者の中より、小樽聖公会の高橋愛さんに感想をいただきましたので掲載いたします。
釜石での活動を通して                     小樽聖公会 クララ 高橋愛
 私は、2月6日~11日まで行われた釜石での青年ボランティアに参加させていただきました。この活動を通して私が強く感じたことは、プロジェクト名にもある「いっしょに歩く」ということです。震災が起こった日、私は家でずっと津波の様子や震災被害の状況をニュースで見ていました。あれから約11ヶ月。震災後はじめて訪れた東北のまちは、あの震災直後テレビでみていた風景から状況はほとんど変わっていませんでした。そして、自分の目でみた被災地の様子は、新聞やテレビなど報道では伝えられていない、私の想像を超える状況がひろがっており、なにも言葉がでてきませんでした。
次の日、私は仮設住宅で雪かきのボランティアを行いました。私は、被災地の状況を見てから仮設住宅に着くまで、仮設で暮らしている方々とどんなお話をしたらよいのかずっと考えていました。しかし、雪かきを開始してから、その不安はなくなりました。なぜなら、休憩時間や雪かきの作業のなかで、自然と普通にお話できる雰囲気になっていたからです。また、休憩時間には、自治会の方々から飲み物やお菓子などたくさんの差し入れをいただきました。このとき私は、わたしたちもボランティア活動中、自治会の方や雪かきをいっしょにしていただいた方に支えられているということを改めて感じました。わたしは、このことも、被災者の方と「いっしょに歩く」ということなのではないかと考えます。次回の青年ボランティアにも参加してもっと釜石の方々とお話したり、いっしょになにかできればと思います。
【広谷司祭派遣、そして東京教区との協働スタート】
 冬の間、なかなか長期滞在の教役者を派遣することができずに、心苦しく思っておりました。また、他教区からの派遣もお願いしておりましたが、なかなか具体化できず、釜石支援センターに負担をかけておりましたが、3月からは東京教区との協働が始まり、3月15日(木)~24日(土)の期間は、東京聖三一教会から高橋顕司祭が、3月23日(金)~4月3日(火)の期間は、阿佐谷聖公会聖ペテロ教会の田光信幸司祭が、それぞれ派遣されることになっています。また、北海道教区からは3月8日(水)~17日(土)の日程で聖公会神学院校長の広谷和文司祭が釜石に派遣されることになっています。東京教区は今後もコンスタントに司祭を派遣してくださることになっており、東北教区のイ・チャンヒ司祭と合わせ、釜石でのチャプレンシーを担ってくださることになっています。釜石での教役者の働きのため、お祈りください。
【釜石での活動】      支援室ブログ(海老原祐治さん・向井清子さん発信)より抜粋
2月10日本日は足湯&お茶っこサロンの日。また吉野先生率いる青年キャンプの最終日。青年たちにも足湯を体験してもらいました。やや緊張しながら仮設に向かう道中もレッスンを繰り返す青年たち。さぞ緊張したことでしょう。でもおばちゃんたちには大好評だった様子。高校生は大人気だったようです。ご苦労さま。また来てね。今回の青年ボラキャンでは半年ぶりに会う青年もいました。彼らの成長ぶりには目を見張ります。若いっていいですね。(私もまだ若い)この半年間で自分がどれだけ成長したのか疑問です。彼らほどではないけれど、私もそれなりに成長したのではないでしょうか。被災地で支援者を育てるのは被災者です。その意味においては、釜石にはよい教育者が大勢います。きっと私も成長しているのです。自分ではよくわかりませんが。
2月14日 本日で香蘭女学校の生徒も三日目。だいぶ名前と顔が一致するようになってきました。その迫力にも馴れ、また彼女たちも被災地に馴染んできました。ふりかえりなどで話しを聞いていると、ほんとに素晴らしい感性で被災地をまたは被災者を消化していることがうかがわれます。人とひとの関わりについて、生きるということについて、みなさん涙をながしながら語りました。また李先生のお説教がいままで聞いたどのお説教より心に届いたと涙ながらに話した方もいました。みなさんいい体験をされました。そのお手伝いができて光栄です。 今日も昨日のように午前と午後の入れ替え制でワークを行いました。写真洗浄のチームと仮設訪問のチームに分かれました。午前は向井さん引率で甲子Cと甲子Dで湯たんぽの配付。それに五名。そのほかは私と写真洗浄。今日も様々な交流が行われました。互いにお会いできたことを喜びあえる関係、それが今日もたくさん展開されました。我らのセンターでもっとも大切にしていることです。
2月20日 本日は上中島仮設での足湯&お茶っこ&唱っこサロンの日。午前は足湯を行わずにお茶っこと唱っこ(うたっこ)サロンですが、足湯をしないと聞くと帰ってしまう方も。足湯の人気の高さ、プログラム移行の難しさを痛感した一日でした。 最近仮設の談話室に問題が発生しています。談話室は予約制です。きちんと社協や各地域の生活応援センター、もしくは各仮設の自治会に話しを通して予約することではじめて使用することができます。ですから誰もが好き勝手に使える訳でもないし、突然現れた団体や個人がプログラムを行うこともできません。関係各所との信頼関係がなければプログラムを行うことはできないのです。ですが最近、見知らぬ団体や個人が、定期プログラムを行っている所に突然現れて談話室に入ってくるケースが頻出しています。場合によっては雰囲気が壊されたりすることもあります。それが昨今問題になっています。いろんな団体や個人が仮設に関わることは大歓迎です。談話室でプログラムを持つのもいいことです。ですがきちんとルールを守らなければなりません。仮設住民をはじめ関係各所との信頼感なしではよい支援は行えないのです。
【海老原祐治兄による大斎講話】
 2月26日(日) 主日礼拝の後、昼食後(おおよそ12時半ころ)、札幌キリスト教会にて、釜石支援センターの海老原祐治兄による大斎講話が行われます。支援室の報告会でもお話をいただきましたが、なかなかゆっくりと話す機会がありませんでした。この度の札幌キリスト教会での大斎講話では“震災と支援”というテーマで、釜石のことに限らず、震災に関する様々なことを伺います。興味のある方はどうぞ、札幌キリスト教会まで足をお運びください。
【第3次釜石青年ボランティア】
 前回の号外でお伝えしましたとおり、第3次釜石青年ボランティアを募集しています。3月28日(水)の夜に出発し、4月2日(月)の朝に帰ってくる日程です。新高校1年生~35歳までの青年を7~8名募集しています。詳しくは2月15日発行の号外をご覧ください。
【いっしょに歩こう!プロジェクト】
「いっしょに歩こう!プロジェクト」の活動の様子は、月一度発行予定の「ニュースレター」や、「いっしょに歩こうプロジェクト!」ホームページLinkIconhttp://nskk.org/walkで、ご覧いただけます。


号外 2.16

支援室ニュース号外

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 支援室では毎月1回のペースで、“釜石でのボランティアの旅”を企画しています。今回は第3次青少年ボランティアの募集をいたします。釜石でのボランティアの作業は、写真洗浄や仮設住宅の訪問、仮設住宅談話室でのお茶の会などが中心となります。誰でもできることばかりですので、この機会に多くの方に参加していただければと願っています。

【第3次釜石青年ボランティア】

日時
2012年3月28日(水)夜~4月2日(月)朝
引率
吉野暁生執事(北見聖ヤコブ教会)
費用
5,000円(食費は自己負担です)
募集定員
7~8名
参加資格
新高校1年生~35歳までの教会に関係する青年(受洗の有無は問いません)
3月28日(水)
24:00  苫小牧発 川崎汽船フェリー
3月29日(木)
07:30  八戸着・朝食 / 海沿いを南下し、釜石へ
3月29日(木)
14:00頃 釜石支援センター着/周辺の視察・神愛幼児学園へ挨拶等
3月30日(金)
ボランティア
3月31日(土)
ボランティア
4月 1日(日) 
午前・復活前主日礼拝
15:00ごろ釜石出発 / 22:00  八戸発 川崎汽船フェリー
4月 2日(月)
07:00  苫小牧着・札幌にて解散

※釜石支援センターにて、現地職員の指導によりボランティアを行うプログラムです。
※食費は自己負担となります。尚、釜石支援センターでは朝食150円、夕食350円にて提供しています。(清算は現地にて各自行ってください)
※フェリーの船室は“2等船室”(いわゆる雑魚寝)を想定した費用になっています。船室等をご利用の場合の差額は自己負担です。
※学校の春休みに伴い新高校一年生からの参加を受け付けます。
※中学生・高校生は、親の許可が必要です。
※申し込み締め切りを3月13日(火)とさせていただきます。

★申し込み方法
・「ボランティア登録カード」に記入の上、FAXまたはメールにて教区事務所まで申し込んでください。
・「ボランティア登録カード」の“備考”欄に「第3次青年ボランティア」と記入してください。
・ツアーは定員に達し次第締め切ります。(初めて行かれる方を優先する場合があります。ご容赦ください)
★持物等
・着替え、シーツ、枕カバーをご用意ください。特に写真洗浄の作業は思ったよりも服が汚れます。汚れてもかまわない服をご用意ください。また、室内が冷えますので、防寒対策をお願いします。
・仮設住宅の団地は広いです。歩きやすい靴をご用意ください。雪深い地域ではありませんので、長靴等は不要です。
・詳細は北海道教区震災支援室までお問い合わせください。

号外2.11

支援室ニュース号外

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南相馬への支援についてのお願い/北海道教区婦人会 会長 吉井頼子

北海道教区震災支援室 司祭 大町信也
 東日本大震災の発生から、11か月を迎えました。様々な形で、北海道教区の諸教会、信徒の皆様が支援の働きに参加下さり感謝いたします。
今回の震災では、被災地が南北400キロに及ぶため、地域により「復興」に向けての足取りに大きな相違が生まれています。特に福島県下の被災者の方々は、福島第一原発の事故による放射能汚染の下、将来への見通しを持つ事が、とても困難な状況の中で生活されています。
【福島県内の原発被災地への粘り強い支援】
 日本聖公会婦人会は、震災発生当初から福島県下の原発被災地における「子どもといのち」の問題に深い関心を表明して来ましたが、「いっしょに歩こうプロジェクト」では、日本聖公会婦人会と福島県下の教会・信徒の皆さんが中核となって、原発被災地での粘り強い支援の働きをスタートする事になりました。今後、福島・郡山地域(福島県中部)では、「子どもと、子育て家族への支援」が模索される事になります。また、浜通りといわれる福島県の太平洋沿岸部では、被災した磯山聖ヨハネ教会の復興と新地町での働き、いわき市・小名浜での働きが続けられていますが、日本聖公会婦人会では、この地域の中でも特に深刻な状況に置かれている「南相馬市」在住の被災者への支援を呼びかけています。
【南相馬市の被災者の方々が抱える困難】
南相馬市は、福島県の太平洋岸の中ほどに位置しています。そのため、今回の震災では、海岸部の低地帯の商店・住宅・農地の大半が津波で被災。市域の南部は福島第一原発の20キロ圏内(警戒区域)に含まれ、市の西部は放射能で高濃度に汚染(計画的避難区域)されました。つまり、東は太平洋、南は原発、西は高濃度汚染地に囲まれ、袋小路のような状態に置かれている地理的条件です。加えて、約7万人の人口の内、2万2千人の方が未だ市外に移ったまま戻って来られません。市外移転者の大半は、放射線量を懸念しての子育て世代の方々です。元々、高齢化が進んだ地域ですから、残っておられる方々は、高齢者が大半となりました。そして、1万人以上の方が、応急仮設と借り上げ住宅に過ごしておられます。仮設住宅は、津波を避け、市の中心部からは遠く離れた、山際に点在しています。船や農地を失い、かつて自給していた魚も野菜も、今や自ら得る事ができず、少ない年金で生活を耐えておられるのです。
【3月末まで、裏面の要領で、物資支援を!】
仮設入居の高齢者の方々は、物資(食料品)による支援を今なお必要とされている事が、日本聖公会婦人会より発信されています。現地では、被災住民の方自身が、全国から届けられた物資の配布作業に取り組んでおられます。4月からは、新たな態勢が組まれる可能性がありますが、3月末まで、下記の要領で食糧支援にご協力いただきたく、お呼びかけ致します。

【支援品提供の手順と留意点】
 南相馬の被災地では食料品の支援が求められています。
生鮮食品(常温である程度日持ちのする野菜や果物、米類など)
保存食品(常温保存可能な肉・魚加工品、乾物、レトルト食品、瓶詰め・缶詰、など)
※保存食品は、消費期限内(なるべく1ヶ月以上)で未開封のものに限ります。
中身に影響がなければ、パッケージの凹みや傷があってもかまいません。

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提供可能な食品の品目と数量の連絡
提供可能な品目・数量の大まかな目安を、お知らせください。

 担当者名 : 猿渡友佳
 Eメール : nisseifu@gmail.com
 ファックス : 045-321-4992

※品目・数量・発送時期などにつき調整を行い、ご連絡差し上げます。
  調整を受けずに品物を送られますと現地で困難をきたす場合がありますので、
  発送は、担当者より連絡があるまでお待ちください。

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発送の準備
担当者が品目・数量等の調整を行った後、発送の要領をご連絡いたします。
・ 発送先の住所
・ 品目・数量
・ 発送時期
・ 物資梱包にあたっての注意事項
連絡を受け取った後、梱包など発送準備を行なってください

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発送  ※送料のご負担をお願いします。
・ダンボールの上部と側面に「支援物内容票」をしっかり貼ってください。
・なるべく一つのダンボールには一つの種類を入れてください
・びん類など壊れやすいものを、新聞紙や緩衝材で包んでいる場合は、内容が
外から見て分かるように、内容を書いたメモを袋に貼ってください。

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発送後の連絡
発送後、その旨を担当者までご連絡ください。

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東日本大震災支援室

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電話 011-561-0451
FAX 011-736-8377
(聖マーガレット教会:飯野司祭)
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こちらのメールアドレスに宛てたメールには、受信したことをお知らせする自動応答メールが配信され、いただいたメールは支援室メンバーに転送されます。

【釜石ベース】
TEL&FAX 0193-55-4524
携帯 090-6999-7840
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町5-4
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